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(Reblogged from yellowblog)
岡田 何十年かのスパンで見てみると、男が恋愛するようになったのって、たぶん1980年代ぐらいからなんですよね。70年代は恋愛してる男はナンパって言われたんです。ナンパっていうのは女の子を誘う言葉ではなくて、硬派の反対で、男らしくない男。女の尻を追いかけてる男。モテたいと思ってる情けない男のことをナンパと言った。そういう男は恋愛をしたがってると。さあ、硬派の男の、男らしい男の、男が憧れる男の生き方はどうかというと、生涯恋愛をしたかしないかぐらいが大体いいと。これが高度成長時代のおじさんたちの考え方で、どちらかというと日本ではメジャーな考え方。
どんどん遡っていったらどうなのかというと、江戸時代ぐらいになってくると、「恋愛」っていう言葉がなくて「情」っていう言葉があって。「情」は何かというと、遊郭に行って遊女と遊んで、その本気を持ち帰らない。キャバクラと同じですよね。キャバクラ行って遊ぶんだけども、それをいちいち本気にしたりしないよと。「嫁?嫁なんかもらわねえよ。俺甲斐性ねえからな」っていう江戸っ子が一番カッコよかった。私たちはそういう伝統文化の中に生きているので、男が恋愛するようになったのってやっぱりこの30年ぐらいで、30年間ちょっと無理してたわけです。